台北夜間部 TAIPEI NIGHT OUT

台北とチェンマイのジャズの夜:Sappho の2日間、共演とフルライブのどちらを選ぶ?

チェンマイのハウスバンドが台北のジャズバーへ。11月3日は2組の共演と早めに始まるジャム、11月4日はフルライブから。ミュージシャンと会場のつながりを手がかりに、平日の一夜を選びます。

台北夜間部 · 公開 2026/11/01 20:15 · 更新 2026/11/01 20:15

2026年11月3・4日、チェンマイの Moment’s Notice Jazz Club のハウスバンドが台北の Sappho Live Jazz に登場します。火曜は台北のミュージシャンとの共演に続いてオープン・ジャム、水曜はチェンマイのバンドによるフルライブの後にジャムという構成。両日とも20:00開場、21:00開演で、音楽チャージは NT$200、別途1ドリンクの注文が必要です。時刻は台湾時間。ある街の音楽を知る方法は、大型音楽祭だけではありません。今回は2つのジャズバーの交流に一夜を使う、という選択肢があります。 出典 1/出典 2

今回台北に来るのは、都市名を冠しただけのゲストバンドではありません

Moment’s Notice Jazz Band はチェンマイの同名ジャズクラブのハウスバンドで、ベーシスト Warin Thatan(Tao)が率いています。Sappho が発表した5人編成には、ボーカルの Pacharapone Nilprayoon、ギターの Nattakit Srithongsuk、サックスの Kantapon Sukcharoen、ドラムの Chatchawan Prommitikul が参加。会場の紹介によると、ジャズのスタンダードやポップスを、新たなアレンジ、ハーモニー、即興で演奏するバンドです。これは紹介された音楽の方向性であり、固定のセットリストが公表されたわけではありません。 出典

この「ハウスバンド」という立場は、単に「タイのジャズバンドが来台」と捉えるよりも興味深い点です。Citylife の執筆者 Will Langston による2020年9月9日の取材記事には、Tao が大学院での学業を終えてチェンマイへ戻り、2018年12月に Moment’s Notice を開いたことが記されています。当時の記事には Pacharapone Nilprayoon の現地での演奏にも言及があります。これらはミュージシャンと街との長いつながりを示す手がかりであり、今回の訪演に合わせて付け足した観光の背景ではありません。 出典

ジャズシーンは、小さな会場同士がつなぐ街の夜

Moment’s Notice は以前から、チェンマイの複数会場を結ぶ音楽イベントにも参加しています。International Jazz Day に残る2022年の主催者登録情報では、Chiangmai Street Jazz が5つのジャズバーと3つの文化・音楽ネットワークをつなぎ、その中に Moment’s Notice が含まれていました。この記録から見えるのは、飲みながら音楽を聴く一軒の店だけでなく、ミュージシャンと会場がともに支える都市のネットワークです。 出典

台北側の Sappho は、自らの紹介でライブを中心に据え、飲食を運営を支えるものとして位置付けています。固定メンバーとオープンなステージも日々のプログラムを形作っています。別のクラブのハウスバンドを招く今回の交流は、海外バンドが演奏し観客が聴くだけではありません。実際に2組の共演とオープン・ジャムがプログラムに組み込まれています。 出典 1/出典 2

2026年8月11日、Sappho Live Jazz の赤い幕のステージで行われたジャズサロンの演奏。
2026年8月11日、Sappho Live Jazz「爵士沙龍之夜」の演奏風景。今回の台北×チェンマイ交流公演の写真ではありません。画像提供:臺北市政府文化局。政府ウェブサイトの資料開放宣言に基づき使用。 · 臺北市政府文化局

画像の利用根拠:臺北市政府ウェブサイト資料開放宣言。 出典

編集部が平日の夜の選択肢に挙げる理由は、この構成にあります。最も有名な名前で行き先を決めるのではなく、「あるクラブが日々育んできたバンドが、別の街に入るとどうなるか」という視点で選べます。台北やチェンマイにあらかじめ特定の音のイメージを当てはめる必要はありません。期待したいのは実際に予定された出会いで、まだ生まれていない演奏の息の合い方を断言することではありません。

火曜は2組の出会い、水曜はチェンマイのバンドをじっくり

1日だけ選ぶなら、両日は同じプログラムではありません。Sappho の交流告知では、次のように案内されています。

- 11月3日(火):21:00から Sappho House Band と Moment’s Notice Jazz Band が共演。21:45から Open Jam Session。

- 11月4日(水):21:00から Moment’s Notice Jazz Band の Featured Set/Full Show。Open Jam Session は22:45から。

両都市のミュージシャンの共演と、早めに始まるジャムを中心に楽しみたいなら火曜。まず来訪バンドのフルライブを聴き、その後の交流も見たいなら水曜が期待に合います。これは公表された構成に基づく選び方で、未発表の曲目、サプライズゲスト、両日のスタイルの違いを予告するものではありません。 出典

出発前に料金と席を確認

会場は 台北市中山區林森北路500號 B1。両日のイベントページでは21:00–23:30、開場20:00とされています。通常営業が深夜まで続くことと、今回のプログラムの時間は別です。NT$200 は音楽チャージで、最低1ドリンクの注文分は含みません。飲食の予算を別に確保してください。 出典 1/出典 2

席については公式予約ページから問い合わせるか、火曜~土曜の19:30以降に 02-2581-9874 へ電話できます。鑑賞だけでなくジャムへの参加を考えている場合は、参加方法を会場へ事前に確認してください。未成年者が同行する場合も入場ルールを尋ねておくのがよいでしょう。 出典

よくある質問

NT$200 にドリンクは含まれていますか?

含まれていません。公式案内は音楽チャージ NT$200 に加え、1ドリンクの注文が必要という条件です。実際の支払額は注文内容によって変わります。

両日ともオープン・ジャムを見られますか?

現在の発表では両日とも予定されています。火曜は21:45、水曜は22:45からです。来訪バンドのフルライブを聴きたいなら、水曜21:00の回が分かりやすい選択です。

執筆:台北夜間部

情報更新:2026年11月1日。本文は会場の公式プログラム、予約情報、署名のある過去の報道をもとにまとめ、編集部がプログラム構成を比較したものです。現地訪問記や公演レビューではありません。公演・予約の変更は会場の最新発表を優先してください。